株式会社SETO ENGINEERING(セトエンジニアリング)

TAB/COF製造装置

TAB・COF 製造装置とは(2)

 

1 2 3 4 5
 

3.要素技術・特性・仕様

    リール・トゥ・リールで必要不可欠である搬送方法について説明をします。
 
    (1) 連続搬送方式
    連続搬送方式説明図
   
 
①製品リール巻出~②テンションコントローラー
テンションコントローラーで製品巻出リールの回転速度を一定に制御します。ラインの搬送速度に応じて自動で制御をします。巻出部テンションは製品幅により可変しますが96mm幅では、100g以下での搬送が可能です。
③スペーサーリール巻取
製品リール巻出に同期して、ライン搬送に影響を与えず巻取ができます。
④バックテンション~⑤各プロセス処理部・乾燥部~⑥メインドライブ
全長の短いラインでは、バックテンション~メインドライブの間でコンベアローラーの駆動は行わず、メインドライブ部で製品をニップして引っ張るかたちで製品を搬送する場合もあります。また、全長の長いラインになると、コンベアローラーで駆動を行なったり、テンションコントローラーなどで制御を行なって、できる限り低いテンションで搬送ができる様にラインを構成します。搬送テンションは96mm幅で300g以下での搬送が可能です。
⑦テンションコントローラー~⑧製品リール巻取~⑨スペーサーリール巻出
テンションコントローラーで製品巻取リールの回転速度を一定に制御します。ラインの搬送速度に応じて自動で制御をします。スペーサーリール巻出は、製品リール巻取に同期して、ライン搬送に影響を与えず巻出をします。巻取部テンションは製品リール巻出と同様、96mm幅で100g以下での搬送が可能です。製品リール巻取部は、250mm幅以上にはLPC(ライン・ポジション・コントローラー)機能を付けて、精度良く巻取をする方式等を採用しています。
    NEXT ⇒
1 2 3 4 5